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第6弾 大統領選挙 |
今回、このレポートを書いている最中にちょうど大統領選挙がありました。日本でもニュースになっていると思いますが、大接戦で未だ決着がついていません。タイムリーなので、今回はこの選挙の様子から書いてみたいと思います。
おそらく、日本とアメリカの選挙制度で最も違いが見られるのは「投票権」についてだと思われます。日本の有権者には選挙が近づくと自動的に投票券が郵送されますよね。選挙権=投票権です。しかし、アメリカでは選挙権のある人は選挙が近づくと、申し込みをして投票券を手に入れる必要があります。つまり数的には選挙権>投票権となるわけです。これには驚きました。こんなことをしても投票率が下がるだけだと思うのですが・・・きっと何か理由があるのでしょうね。
もう一つ気づいたことは、投票日が火曜日だと言うことです。平日に行われるのです。投票所はポストボックス(私書箱が集まっている場所で至る所にあります。広さ的には小さな雑貨屋さんぐらいです。)などが使われているようです。最もこれは僕が見かけたのがそういう所だっただけなのかもしれませんが、日本のように学校の体育館や公民館ではないようです。
最後に投票の仕方ですが、これまた州によって様々。ただ、全体的に機械式の投票が多いようです。マークシートに記入して機械に通したり、機械そのものを操作して投票したり。だから開票結果がすぐに出るようですね。日本のような記入方式は全体の1%以下だそうです。(ただ、今回はこの記入用紙の印刷のずれが大きな問題になっていますけど。)
肝心の開票作業ですがまだ続いているようですね。今回の選挙は、米国経済が安定していることもあり、国民の関心も薄目だったようですが、こうなってくるとさすがに注目されてきているようです。(そういえば、先日は学校の食堂にテレビが持ち込まれて速報を流していました。)
さて、ここから先は僕の身の回りのことから少し書きたいと思います。世の中が大統領選挙で盛り上がっている頃、学生はMidtermと呼ばれる中間テストに頭を悩ませています。これは授業や先生によってやったりやらなかったりで、時期もバラバラですが、基本的に11月の初旬頃に行われます。授業の評価は、このMidtermとセメスターの最後にあるFinal、それから出席と授業中の小テスト(Quiz)などが考慮されます。ご存じの通り出席は当然のこととされてますが。これからの時期、世の中はThanksgivingで盛り上がりを見せますが、それが終わるとFinalが目の前にせまっています。そしてFinalが終わると次はChristmasです。見事に「アメと鞭」の構図が出来上がっていますね。
最後にアメリカの気温について。ここ、Los Angelesは空気が乾燥しているので、気温の変化がとても早いです。今は朝などはとても寒く、コートがあっても問題無いぐらいですが、昼間はそこそこ気温が上がったりしてとても洋服選びに困ります。僕の感想では、ロスはもっと暖かいと思っていたのですが、とんでもない、日本とあまり変わりません。街路樹の葉も落ちていたりして、日本ほどではありませんが、秋の装いを日々濃くしています。今までMidtermで忙しかったりして買い物に出かけてなかったのですが、今週末あたり冬物の衣類を買いそろえないとちょっと辛そうです。
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