* 第18弾 大リーグ観戦!

 7月です。2001年も、気が付けば半分終わってしまっているのですね。驚きです。
 さて7月4日は日本ではあまり知られていないかもしれませんが、アメリカの独立記念日です。 昔、友達がアメリカに旅行をしたときに、何も知らずに7月4日にディズニーランドに行ったら とんでも無いことになった、と話を聞かされたことがあります。つまり、ものすごい人出だっ たと言うことですが、その経験のせいもあり、街中大騒ぎになるのかと期待していましたが、 割と普通の休日でした。ただ、この日だけは町中で花火をしても良いらしく(普段はダメだそ うです。今まで知りませんでしたが。)近所でも子供が打ち上げ花火をしていましたし、大き な花火大会も近くでいくつかあったようです。音だけはいろいろと聞こえてきましたが、残念 ながら僕は家でじっとしていたので、見ることは出来ませんでした。 この半月は結構平凡に 暮らしていたので、ちょっと書くことに困っているのですが、一つ大イベントがありました。 大リーグを見に行ったのです。ロスのドジャース・スタジアムでドジャースvsマリナースの試 合があって、友達がチケットを持っていたので一緒に見に行ってきたのです。そのチケットは 友達がそのまた友達から売りつけられたモノだったのですが、一塁側スタンドの第一列!すご いです。ドジャース・スタジアムはスタンドとグランドの間に高い段差もなければ、ネットも ないんです。(バックスクリーンは危険なのでネットが張ってありますが。)だから、観客と 選手との距離がすごく近く感じました。実際、試合前の練習の後などは選手がスタンドの方ま で来てサインをしてくれたりする場合もあります。こういう部分はエンターテイメントの本場 の醍醐味ですね。客席にネットを張らなければファールボールなどが飛んできて危険だという のが日本の球場づくりの考え方だそうですが、アメリカ式にいくと、ネットなんてあると視界 が遮られて楽しみが半減するから作らない。それは少々危険かもしれませんが、野球を見に来 ると言うことは「楽しみ」に来ているわけだから、それを妨げるような要素は出来るだけ排除 するというのがアメリカの考え方だそうです。どちらが良いというわけではありませんが、 僕は単純に選手との距離が近くてワクワクしました。 マリナーズと言えば日本でも毎日のよ うにニュースになるそうですが、イチローです。佐々木です。練習中からイチローを見つけて は友達とワイワイ言っていました。現地の人にも人気があって、近くに座っていた巨漢のオジ サンは「イチロー、イチロー」とずっと叫んでいました。それより驚いたのは日本人の客の多 さで、ツアーで応援に来ている人もいるでしょうし、アメリカに住んでいる人もいるんでしょ うけど、ものすごくたくさんの日本人が応援に来てました。どこを見回しても日本人は目に入 るっていうぐらいです。 大リーグやNBAはそれ程、大ファンと言うわけではないのですが、 折角ロスに来たのだから一度ぐらいは見に行きたいと思っていたので、今回、友達から誘われ て、しかもあんなに良い席でみれたのはとてもラッキーでした。その友達には感謝・感謝です。
 さて、先月にテニスを始めてから暇を見つけては友達を捕まえ、友達が捕まらないときは一 人でビーチに行って壁に向かって練習までするぐらいの熱の入れようです。
 そういう訳でビーチにはしばしば足を運ぶのですが、先月ぐらいから明らかに観光客の数が 増えてきているようです。やはり夏だからでしょうね。半分ビーチリゾートの様な街です から。そういえば、僕がアメリカにやってきたのも去年のこの時期です。たしか7月24日で したから、後少しで一周年記念。特に何をやろうというのではないですが・・・ささやかに 日本のビールでも買ってみようかな? それでは、また次号で。

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