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第25弾 サンフランシスコへ |
日本の友達から「紅葉狩りに行った」というメールをもらいました。日本はそういう時期なんですね。ロスでも秋は確かに存在し、日差しが夏の時の強さを失い、夕焼けがきれいになってきて、木の葉もわずかながら色づくものがあります。
去年はあまり感じることが出来なかった「小さな秋」を今年は楽しめています。前回のレポートの続きで、ロスの生活に慣れてきたという所から書いてみました。
ロスにはもう一年半も生活しているのですが、それ以外の地域にはほとんど行ったことがありません。やはり旅行はなかなか贅沢なのです。ところが、先週末、留学生サークルのイベントでSan
Franciscoに行くことが出来ました。40人ほどでバスを貸し切り、2泊3日の日程です。今回はこの旅行のことから。
LAからSan Francisco(以下SF)まではバスで行くと、8時間ぐらいかかります。初日はSFに着くともう夜です。それでも、貴重な時間は無駄に出来ません。ちょっと遅めの夕食のために街に繰り出し、その日はChina
Townで中華を食べました。(SF Downtownは場所にもよりますが、ホテルのあった地域は比較的安全で、夜でも1人でなければ出歩けたのです。)
翌日が、ツアーのメインの一日で、まず朝からSFにあるUniversityを2つ見学に行きました。San Francisco State UniversityとUC
Berkeley。Berkeleyはさすが世界的に有名な大学なだけあって、(別に権威主義という訳ではないですが)建物やキャンパスにも趣がありました。キャンパスのすぐ外はいろんなお店の建ち並ぶ学生街になっていて、この街はヒッピーが多いことでも有名です。この日のお昼は、ここで取り、その後SF
downtownに戻って残り半日はfreetime。僕は個人的に友達がいたので、freetimeはこの友達と観光をしていました。
SFといえば、ケーブルカー、Golden Gate Bridge、Bay Bridge、アルカトラズ、Fishermans Wharf。時間的にあまり余裕はなかったのですが、アルカトラズを対岸から見た以外はほぼ制覇。FIshermans
Wharfでは名物のクラムチャウダーも 食べ、あと世界で一番曲がりくねっているといわれるLomber Streetも見物し、短い時間の中でかなりギュッとつまった観光が出来ました。
さて、この旅行中、僕はもちろんカメラを持ち歩いていたのですが、最近は何かといえば写真のことになります。今回の旅行中も、シャッターチャンスを逃すまいとあちこちキョロキョロしていました。朝も、普段は絶対に起きないような時間に目が覚めたので、1人で朝の散歩に出かけ、朝靄の街の写真を撮っていました。まったく、面白いおもちゃを手にした子供のようです。
SFの感想は、同じ西海岸の大都市なのに、街の雰囲気がまったく違うということです。Downtownが観光化されているので賑やかだというのもあると思いますが、それ以外の民家を取ってみてもきれいな家(趣のある家)が多いし。住んでみると違うのかも知れませんが。それから、これはやはり土地柄でしょうが、メキシコ人の数が少ない。代わりに、中国系の人が多い。(SFのChinese
communityはかなりの規模です。)人が違うから街の風域も違うのかも知れません。
実際、SFに滞在できたのは1日ぐらいでしたが、ロスとは違ったアメリカの街を見ることが出来て、すごく楽しかったです。たぶん、NYやChicagoに行くとまた違った雰囲気なんだろし、田舎に行ってもがらりと違った雰囲気になるんでしょうね。いつか、そういうのも見てみたいものです。
さて、この旅行とは違いますが、別の旅行の話もすこし。つまり年末に日本に帰る旅のことでが。11月の初めにチケットが取れて、これで帰国がほぼ確実になりました。インターネットで予約したらすごく安くて、大阪までの往復が$500。旅行代理店で最初に見積もりを出してもらったときが$650だったので、かなり安く買うことが出来ました。(NYの事件の影響もあることは間違いなさそうですが。)一年半ぶりの帰国。今からかなり楽しみです。
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